プロテスタントの牧師、その息子、盲目の少女を描いた作品。(ジッド)
盲目での少女を、牧師が助け、一緒に生活を始めるところから、始まります。
牧師は、いわゆる人間的生活を送れるよう教養を教えるが、彼の家族は、それを良しとしません。
しかし、次第に、少女は美しくなり、牧師とその息子は、少女に恋心を頂くようになります。
また、少女もいつも優しく接してくれる牧師のことを思うようになります。
ラストでは、少女が、目の手術をし、目が見えるようになるのですが、
その後に待っていた結果は・・
目に見えないからこそ、見えるもの、
また、抱いていた理想と現実のギャップ
などを描いています。