2008年2月7日木曜日

深夜特急

ロンドンまで、乗り合いバスで旅をするという、沢木幸太郎の体験を書いた紀行文
(沢木幸太郎)


単なる紀行文だけではなく、人間くささや、現地の人とのやり取り、旅する孤独感など、独特の世界を感じることができます。

この本を読んで、一体どのくらいの人が、旅へ出てしまったのかわかりません。
沢木さんがアフリカ大陸を見て、アフリカへもいこうかと思ってしまうのが本の最後に、ありますが、もしも、アフリカへも言ってしまっていたらなら、今頃、作家としての沢木さんはいないかもしれません。

そんな旅の魔力に取り付かれて人にあったことがあります。

人生を棒に振るような旅にはでれなくとも、この本を読めば、日常とは違う”異空間”を感じさせてくれると思います。